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【指紋認証・ロック画面編】iPhones6sを購入してまず設定したこと

iPhones6sを購入しました。

今までもっさりしていたアプリが軽快に動くようになって嬉しい限りですが、
セキュリティなど気になるところもありましたので、最初に行った設定をメモしておきます。

まずは、ロック画面に関連するセキュリティや表示項目の設定です。
ほとんどが設定メニューの Touch IDとパスコードの設定での設定項目となります。
また、当記事はセキュリティ・リスク管理編へと続きます。

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ロックの設定やロック画面でコントロールできる範囲を設定する

iPhone6sではロック画面の解除にパスコードだけでなく指紋認証が使えたり、
ロックしたままで色々と操作できたり情報を覗いたりできちゃったりするので、
そのあたりの設定を見直しておきましょう。

ロックの解除の方法を設定する

今まではパスコードのみでしかロックすることができませんでしたが、
iPhone6sでは指紋で認証できるようなので設定しましょう。

設定 >  Touch IDとパスコード を開きます。

指紋を追加できるので、指紋認証を使いたい場合は自分の指紋を登録します。
どの指でも指紋認証は可能のようですが、
普段ホームボタンをタップする指を登録するのがベターだと思います。
私は右手の親指の指紋を登録しました。

Touch IDを使用という設定項目について

Touch IDとは指紋認証のことです。
ここでオンにした項目については、指紋認証を使用することになります。

iPhoneのロックを解除

オンにすると、ロック中の画面を解除する方法として指紋認証を使います。
指紋認証の精度や認識速度は非常に素晴らしく、iPhonesを使うときにスリープ状態を解除するためにホームボタンを押すかと思いますが、その動作だけでいつの間にかロックが解除されているという状態になります。
ストレスフリーで非常に素晴らしいことです。

ただし、指紋認証というと強固なセキュリティというイメージを受けますが、
設定次第では逆にセキュリティ的に脆くなる可能性があるということもありえます。

というのも、指紋認証によるロック解除はパスコードによるロック解除との併用も可能であるため、
指紋認証とパスコードを併用する場合は、パスコード入力という既存のロック解除方法の他に、
指紋認証という新たなロック解除の選択肢を与えてしまうことを意味します。

夫の浮気調査のために寝ている間に指紋認証してスマホを覗き見るなんてこともあるそうなので、指紋認証は万能とは言えません。
また、指紋を採取してダミーを作成して指紋認証を突破するという方法も可能なそうなので、
シビアにセキュリティのことを考えるなら指紋認証は使わない方が良いかもしれません。

とまあ色々脅かすようなことを書きましたが、
日常生活においては指紋認証はかなり高いセキュリティを発揮すると思います。

後の設定で指紋認証のみをロック解除に使用することもできますが、
何らかの事情で指紋が無くなるようなことになるとロック解除が不可能になりますので、
パスコードと指紋認証を併用するか、指紋認証のみを使うか、パスコードのみを使うか、
はたまたロックにパスワードを設定しないかは人それぞれの考え方です。

とりあえず、指紋認証を使いたい場合はオンにしておきましょう。

Apple Pay

とりあえずオンにしましょう。
2015年10月の現時点では日本では使うことのできないサービスですが、
将来使える時が来ると思いますので、メモを残しておきます。

Apple Payはクレジットカードの情報をiPhoneに格納し、
端末のある実店舗やネット上の決済などをiPhone1つで行えるという機能です。
決済の際にカード情報が保存されることはないらしく、
普通にクレジットカードで決済するよりもセキュアだそうです。

Apple Payの指紋認証をオンにすることで、
指紋認証をしなければ使えないクレジットカードを持ち歩くような形になります。
紛失した際にも遠隔操作で停止が可能です。

ホームボタンに残っている指紋をスキャンしてダミーを作成して指紋認証を突破するという荒業に成功したという報告もあるようですので、指紋認証をオンにしても紛失時に絶対安心とまでは言えませんが、オフにしておく理由がとりあえず見つかりませんでした。

iTunes & App Store

アプリや音楽を購入する時の面倒なパスワード入力を指紋入力一発で済ませることができます。

指紋入力の精度が高いため、キャンセルしようと思って間違って購入してしまうという危険もありますが、
非常に便利なのでよくアプリや音楽を購入する方はオンにしておくとよいでしょう。

パスコードを変更・オンにする、オフにする

パスコードを変更で6桁のパスコードを設定できます。
ロック解除にパスコードを使いたい場合は、パスコードをオンにするだけです。

指紋認証と併用したくない場合は、パスコードをオフにしておきましょう。

音声ダイヤル

Siri(音声によるiPhoneのコントロール)に関連する設定です。
よっぽどの理由が無い限りは、オフにしておくことを推奨します。

Siriをオンにしていると、ロック中でもホームボタン長押しでSiriを呼び出すことができます。
また、Hey,Siriを有効にしていると、声だけでSiriを呼び出してiPhoneを操作することができます。

Siriを使うと付近のコンビニを検索したりと色々な操作ができるわけですが、
気付かないうちに国際電話をかけ始めたり、いきなり音楽を再生し始めるなど、
様々なアクションを誤爆する可能性があります。

そこでこの音声ダイヤルをオフにすると、Siriが勝手に電話をかけることを防止します。

具体的に何が変わるかと言いますと、音声ダイヤルがオンの場合は、
電話をかけるというコマンドが入力された時点で電話がかかりますが、
音声ダイヤルをオフにしておくことで、
電話をかけるというコマンドの後に、ロックを解除しなければ電話がかからなくなります。

ロック中にアクセスを許可

ロック中にアクセスを許可の項目をオンにすると、
ロックを解除せずにその項目を呼び出すことができます。

他の設定項目によって項目の数は増えたり減ったりしますが、
セキュリティのことを考えるなら、一旦全部オフにしましょう。
その上で必要だと思う項目があればオンにすれば良いと思います。

少し初期状態で表示されているであろう各項目について補足を。

「今日」と「通知の表示」

iPhoneの画面の一番上から下に向けて指をスワイプすると、通知センターを呼び出すことができます。
通知センターの「今日」や「通知」をロックしながら見れるようにするかどうかということです。

個人的には、指紋認証が優秀なため普通にロック解除してから見ても手間ではないので不必要なのですが、
パスコードを利用している際にはロックを解除するのが手間ということもあるかもしれません。

Siri

ホームボタン長押し、またはHey,Siriでロック中にSiriを呼び出すかどうか。
誤爆が少し怖いですが、私はSiriを使いたかったのでオンにしました。
ここでSiriをオフにした場合、指紋認証をオンにしていたとしても、
Siriを呼び出すためには、ロック解除で1回、Siriを呼び出すので2回のボタン操作が必要になります。
その手間を省きたい場合はオンにするしかありません。

Siriの設定は、一般 > Siri から可能です。
Siriが設定項目にない場合は、そちらでSiriをオンにする必要があります。

メッセージで返信

オンにした場合、誰かから電話がかかってきた時に、メッセージで返信することができます。
オフにした場合は、通話に出るか切るかしかありません。

もともと電話自体はロック中でも操作が可能なので、セキュリティ云々の話をしてもあまり意味がないため、オンにしておいても問題はないかと思います。
誰かに悪意を持って文章を送信される恐れがある場合はオフにしておきましょう。

Wallet

私はオフにしました。

Apple Pay用のクレジットカードやデビットカードを設定していれば、
ロック画面から即座に呼び出して使うことができるというもの。
指紋認証があるため、ロック中に使えたとしてもそれなりにセキュアだとは思われますが、
日本で使えるようになるまではどうでも良い設定項目です。

データを消去

パスコードの入力に連続10回失敗するとiPhoneのデータをすべて削除するというもの。
総当たりによるパスコード解除を防ぐ究極手段。

すべてのデータが消えてしまうなんて怖いと思うかもしれませんが、
iCloudにバックアップを取っておくことで、5GBという容量に目を瞑れば復旧は可能です。
すべてのデータが消えた後にiCloudに接続するためにはApple IDのログインが必要なので、
iCloudに避難させておけばとりあえず安心というわけです。

iCloudから画像が流出した事件などもあり、iCloudも完全に信用できるというわけではありませんが、
6桁のパスコードとこの機能を組み合わせれば、
手元の動きを覚えられでもしない限りは、アナログな方法で突破されることはまずないと思います。

その他ロック画面でのアクセスの設定

Touch IDとパスコード以外にもロック画面に関係のある設定項目があるので、
個別に設定していきます。

コントロールセンター

設定 > コントロールセンター を開いたところの設定項目について。

iPhoneの一番下から上にスワイプすると出てくるコントロールセンターをロック画面で出すかどうかを設定いします。

ロックをしたまま機内モードにしたり、おやすみモードにしたり、
iPhoneを使う上ではオンにしておいた方が便利かと思いますが、
Air Serverなどコントロールセンターで操作可能なものは使えてしまうという側面もあります。
そこまで神経質になる必要はない設定だと感じたので、私はオンにしています。

コントロールセンターが起動することで最も問題なのは、
カメラを起動されて勝手にカメラロールの写真を見られてしまうことですが、
ロック画面でカメラを起動しない設定はここではできません。

機能を制限してカメラがロック画面で起動されないようにする

一般 >  機能制限 と開いたところの設定メニューです。

機能制限とは、指定した機能をiPhone上から起動させなくする設定です。
ここでオフにしたアプリはiPhone上から一時的に完全に見えなくなります。

ここでカメラをオフにすることで、ロック画面から写真フォルダを勝手にみられることはなくなります。
その代わり、カメラそのものが使えなくなります。

他のカメラアプリ、カメラを使った手鏡アプリ、QRコードの読み取りなど、
とにかくカメラを使ったすべてのアプリがカメラにアクセス不可になり、
カメラという存在がiPhone上から消滅するという激しい設定なので、
どうしても写真が見られたくないという方だけカメラをオフにしましょう。
私はQRコード読み取りが使いたいのでオンのままにしました。

最後に

iPhoneを購入したらまずやるべきセキュリティ設定はまだまだありますが、
ロック画面を突破される系のトラブルはこれで大分回避できるのではないでしょうか。

さらなる設定は、セキュリティ・リスク管理編に続きます。

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