ボカロPになりたい人の入門アプリ!VOC-firstで無料でVOCALOIDを体感しよう!
VOCALOIDの楽曲を自分でも作ってみたい、ボカロPになって作曲したい!
でも音楽の知識はないし、難しそうだし、妄想だけにしておくか…
といった感じで、ボーカロイドに興味はあるけど、手を出すほどではないという方も多いと思います。まず、初期投資としてVOCALOIDに1万円以上かかるので、どうしても手を出せないという方も多いと思います。
ボーカロイドといえば初音ミクというイメージの方も多いかもしれませんが、実は色々と種類があり、UTAUなど無料で歌わせることができるソフトもあります。
しかし、これらを使って思い通りの歌を作るのは、とっても難しいです。
まともな歌が出来上がる前に投げ出してしまった方がほとんどではないでしょうか。
というわけでどうしても敷居の高いデスクトップミュージックですが、
天下のYAMAHAさんは初心者がつまずきそうな障壁を取っ払い、
とにかく誰でも1曲完成させることができるようなアプリを開発してくれました。
それがこのVOCALOID firstです。
VOCALOID firstとは?
あらかじめ複数パターンされたテーマ(伴奏)と、
こちらも複数パターン用意されたメロディを組み合わせて曲を作っていきます。
一部テーマは有料ですが、VOCALOIDを体感するだけなら特に必要ないと思います。
今まで、初心者にVOCALOID作曲の楽しさを知ってもらおうと思っても、
作曲してメロディを乗せてという工程は少しハードルが高すぎました。
そこで、専門的な知識や能力が必要な部分は、
バッサリと省いているのがVOCALOID firstの特徴です。
メロディを決定したら、音程と歌詞は自由に変更することができます。
高低を変え、どんな風に聞こえるようになるのか試行錯誤するのがとても楽しいです。
アプリのチュートリアルに従うだけで、あっという間に1曲できてしまいました。
とはいえ、8小節という短めの楽曲しか作ることはできませんが。
短い楽曲しか作れない理由は、普通の人はあんまり長いと完成する前に飽きてしまうからだそうです。とにかく1曲完成させて、VOCALOIDの作曲の楽しさを知って欲しい!という思いでリリースされたアプリということがよく分かりますね。
ちなみに声はVY1というヤマハが企画し開発したVOCALOIDパッケージのものを使っています。iVOCALOID-VY1というパッケージでiOS版も販売されています。
音楽センス皆無の僕がとりあえず1曲作ってみた
こんな感じの楽曲を、誰でも簡単に作ることができます。
ちなみに伴奏などはアプリ内のものを使っていますが、VOCALOID-firstで作られた楽曲は、
通常のVOCALOIDで作られた楽曲と同じように自由に使っていいそうです。
作った音声ファイルはメールに添付してパソコンに送ることができます。
興味はあるけど最初の一歩が踏み出せないという人にはすんばらしいアプリです。
1曲5分から30分くらいの手軽さで作れてしまうので、ハードルも物凄く低いです。
百聞は一見にしかずと言いますしね。