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「人ってさ、私たちのような俗物だけじゃないんだよ」ドラマ「大貧乏」の台詞に痺れた!

【注意!ドラマ「大貧乏」のネタバレがあります!】

フジテレビ系ドラマ「大貧乏」オリジナルサウンドトラック

ドラマの大貧乏が面白くてずっと見ているのですが、大貧乏の9話でとても良いシーンがあったので紹介したいと思います。

ただしドラマ大貧乏のネタバレを含むため要注意です! ちなみに大貧乏はフジテレビオンデマンド でも視聴可能です。

でもね、人ってさ
私たちのような俗物だけじゃないんだよ

金とか地位とか欲とかさ
そういうのに価値を見出さない人種っているんだよ

天満に言った人がいたんだよね
「失敗こそが財産だって」

ああいうこと言う人は
私たちとは行動が違ってくるんじゃないかな

・・・なんて、推測だけどね

出典 :大貧乏 9話

台詞・シーンの解説

「大貧乏」っていうタイトルからは、貧乏ながらも頑張って生活していくゆるゆるコメディーな展開が予想されますが、実際は不当に奪われた会社の積立金を取り返すために凄腕弁護士が奮闘するシリアスめのドラマです。

この台詞のシーンは、
とある会社が開発したシステムに欠陥が見つかり、会社はその証拠を設計図ごと隠滅したのですが、どうしてもその設計図が必要となり、どこかに証拠が残っている可能性を模索しているシーンです。

この台詞を喋っているのは、元々会社で働いていた経理部長の浅岡礼司という人物。
どちらかと言うと黒幕側の人間ですが、裏切られ、刑務所の中でこの台詞を喋っています。

社会の裏側の金に汚い人物や、貧乏で苦しんでいるような人ばかりが出てくる作品だからこそ、このシーンは鮮烈に印象に残りました。

会社としては、システムの設計図は弱みであり、この世から完全に消し去り、証拠隠滅したいと考えていました。
しかしシステムの生みの親とも言える人物だけは違いました。

開発したシステムの名前は「アウセル」と言うのですが、
アウセルは子供のようなものだと語っていた彼女は、
アウセルの設計図を消去することを拒否し、その結果会社から追われることになりました。

この台詞の最も好きなところは、
「私たちとは行動が違ってくるんじゃないかな」というところ。

社員は皆保身のために、設計図を消去しました。
しかし一人だけ、そういうことに価値を見出さない人物だけは、違う行動を取りました。
そのことがたまらなく格好良かったです。
母親が子供を想う気持ちは損得勘定では無い、そんなことを思いました。

名言・迷言 357836081681658093
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