トクホのコーラ、コカコーラプラスの難消化性デキストリン5gは効果があるのか無いのかという話
特定保健用食品のコーラ、コカ・コーラプラスが登場したみたいで、何度もCMで宣伝されていますね。メッツコーラを思い出しますね。
正直言って特定保健用食品になろうともコーラが健康に良いとは全く思えないのですが、気になったのでコーラの健康効果を調べてみました。
特定保健用食品のコーラを飲んだ感想
ラベルを見ると、お食事の際に1本(470ml)、1日1回を目安にお飲みくださいと書いてあるのですが、成分表を見るととてもそんな気になりません。
ゼロカロリーということで、アスパルテームやスクラロースなど悪評高い甘味料が使われていて、総合的に見れば健康に良いのでグビグビ飲みましょうとは言えるはずもありません。
元々コーラは健康に悪いと思って飲んでいるので、そこまで不健康なことが気にならないという方も多いと思いますが、そもそもコーラとは異なる味わいなので私はコーラの代わりにトクホコーラを飲もうという気になりません。
ゼロカロリー特有の味がして、個人的な好みにもよりますが、正直まずいです。
炭酸なので腹も膨れるし、ダイエットには悪くない商品であることは認めざるを得ないかもしれませんが、味が美味しくないので個人的には二度と買わないと思いました。カフェイン45mgも含まれているので、習慣的に飲むなら朝か昼になるのでしょうか。
難消化性デキストリン5gの力は?
トクホコーラの機能は、難消化性デキストリン(食物繊維)による脂肪吸収の抑止的な感じです。
難消化性デキストリンの5gという分量は、効果があるギリギリ最低ラインの分量であり、一応トクホコーラを飲めば食事の血糖値の上昇を抑える効果があるという実験結果が出ています。
ただ難消化性デキストリンは摂取量の上限がない安全性の高い成分で、もっと効果的に飲みたいのであれば、毎食5gの難消化性デキストリンを摂取するか、1食だけであれば10gくらいは摂取したいところです。
難消化性デキストリンは水溶性の食物繊維ですが、食物繊維は1日の摂取目標量が17g~19gほどなので、それから考えると5gでは心許ない数字ですよね。
ただ、コカコーラから出ており同じくトクホの「からだすこやか茶W」も350mlで難消化性デキストリンの配合量が5gとなっており、コカコーラプラスの難消化性デキストリン5gを多いと見るか少ないと見るかは意見が分かれそうです。
コカコーラプラスは炭酸飲料なので、炭酸でお腹が膨れることにより食事量が減ってダイエット効果が見込めるかもしれませんが、トータルで健康を考えるなら、からだすこやか茶Wをおすすめしたいところです。コーラと違ってからだすこやか茶Wは、がぶがぶ飲んでもカフェイン以外に気になるところが特にないですし。
コカコーラプラスもからだすこやか茶Wもどちらも特定保健用食品ということで、飲むことで特定の健康効果は期待できますが、総合的な健康を考えるならコカコーラプラスはちょっと常飲するには抵抗のある商品というのは否めません・・・
ちなみに同じくトクホのコーラであるキリンのメッツコーラにも難消化性デキストリンが5g含まれています。難消化性デキストリンのトクホ飲料は1本あたり5gが配合量の基準になっているのでしょうか?
難消化性デキストリンは摂取しすぎるとお腹を下すので、メーカーとしてクレームを受けないための無難な配合量が5gという数字だったりするのかもしれませんね。
難消化性デキストリンを健康に取り入れるなら、そのままのものを買った方が良いと思う
難消化性デキストリンはAmazonや楽天で業務用が販売されているので、コスパ的にも健康的にも、生活に取り入れるならこちらを購入した方が良いと思います。
家で適当にペットボトル飲料を用意して、出かける前に難消化性デキストリンを溶かし入れておけば出先でも自然に持ち運びも可能ですし。ただ難消化性デキストリンは食前に飲むのが一番なので、お弁当のお供の飲み物に忍ばせておくくらいが良いでしょう。
出先で購入できる飲み物で難消化性デキストリンのダイエット効果を期待するのであれば、血糖値の急激な上昇を抑える効果を最大限発揮するためにも、飲むタイミングはやはり食前がベストだと思います。
食前にコカコーラプラスを飲み干しておけば、食事で入る量も相当減ると思うので、それなりのダイエット効果はあるかなと思います。難消化性デキストリンの量が必要最低限なので、少し自分で追加しても良いと思いますが。