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初の新安全基準に合格か…川内原発関連の記事を見てみましたが、結局安全は二の次なのかな?

今日本国民の誰もが原発の安全性について考えさせられているところですが、
鹿児島の川内原発が震災後にできた新しい安全基準に事実上合格したという衝撃ニュースが。

しかもネットで調べる限り、本当に安全なのかどうかちょっと疑問を持ってしまう部分も…

火山が噴火した時の危険度はプライスレスだけど、そもそも火山が噴火する確率は低いっていう感じかな

焦点:川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判 ロイター通信

火砕流がよけて行く川内原発!! 九電シミュレーションの怪しさ 原発隣接帯から: 脱原発を考えるブログ

 

どうやら、火山が噴火した時のリスクの試算は随分甘いんじゃないかと批判が出ているようですが、いくら火山地帯の鹿児島であっても、原発を運用する40年程度で大問題となるほどの噴火が起きる可能性は本当に低いのでまあ大丈夫だろうっていうスタンスのようですね。

個人的には確かに大規模の噴火のリスクは無視しても良いくらいの確率かなと思っています。もし川内原発近くの火山が大噴火するリスクによって原発を稼動させることができなくなるなら、日本全国どこでも起きる可能性のある大地震のことを考えると何処に行っても原発なんか稼動できないですしね。まあそのまま原発には眠っていてもらっても全然構わないのですけど、原子力発言っていう仕組みは資源の無い国にとっては夢のようなエネルギーみたいだから、やっぱり国の経済を考えたときには再稼動に動いていっちゃんだろうな…

難しいことは分からないけど、なんとなく政治の動きを見ていると、
原発というのはできれば動かしたいものであるということくらいは分かる。
政治家は悪みたいなことをよく言われるけど、彼らだって国が悪くなって欲しいとは思ってないはずだし。
というか、そう信じたい。

とにかく結論ありきでやるのはやめて欲しい

どうも政治家というのは、白と言えば白になるという考え方から離れられないように見えてならない。もし本当に現存の原子力施設が安全基準を満たすだけの能力を持っていないとしても、安全だと説明できるだけの根拠があればそれで良いと考えているように思う。

でも僕は「原発が安全という根拠」じゃなくて、「安全な原発」が欲しい。
色々調べてみて、やっぱりダメそうだとなったらスッパリ手を引いて欲しい。

先ほどのロイター通信の記事にもあったけど、
火山の前兆を捉えることはできてもいつ噴火するかどうかは絶対に分からないと学者さんが必死に主張したけど、
多分火山の前兆は予測できると言えば「原発が安全という根拠」になると考えた人がいたのだろう。
専門家の意見はぞんざいに扱われ、あまり反映されないまま基準なり評価が作成されてしまう。
ここからは完全に根拠のない想像だけど、
たいして専門家の意見が反映されていないものができたとしても、
専門家のお墨付きがありますみたいな態度で納得させようとするんだろうね。

そういうのいいから、シビアは話をして欲しいと思うのは僕だけでしょうか。

「カタストロフィが起こる確率は5%ほどです。しかし、もし問題なく寿命を迎えた場合、同じだけの電力を火力発電で賄った時よりも100兆円ほどの節約、経済効果が見込まれ、環境への汚染も抑えることが可能です。さらに、日本の技術力をアピールでき、日本の原子力産業を成長させ大きな経済効果を生むことができます。」

くらいのことを言って、是非を問うて欲しい。結果を出すのが大人の仕事とは言うし、こんな言い方したらまず賛成なんか得られないかもしれないけど、そうなったら素直に諦めて欲しい。

国を動かすためには多くの人間の賛成が必要であり、
多くの人間の賛成を集めるためには説明のための根拠が必要であり、
その根拠を用意することこそ政治なのかもしれない。
どれだけ叩かれようとも政治家と呼ばれる先生たちは僕ら大多数の国民よりはずっと頭の良い人たちだから、
そのへんの国民よりはずっと国を良くする方法を知っているのだろうしそれが理解されないこともあるだろうけど、
できればもうちょっと国民のことを舐めないでやって欲しいなと思うところです。

まあ、もし再稼動するのであれば、今度はお願いしますよホントと言うしかないのですが。

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