ウィンドウ位置記憶プログラムが一括起動のランチャーとしても使えて便利すぎました
へだぞう様のサイトで公開されているフリーソフト、『ウィンドウ位置記憶プログラム』を使いまして、フォルダーやウィンドウの位置を固定させて表示させるようにしてみました。
AirServerが毎回あっちゃこっちゃで起動したりするのと、
Windows7や8ではフォルダ別に位置を記憶してくれないので、
毎回複数のフォルダを同じところに配置したい時などにちょっと面倒です。
というわけで、ウィンドウの位置記憶プログラムを導入してみたのでした。
ソフトの紹介と使い方のメモを残しておきます。
やりたいこと・できること
このソフトでできることは、
- 指定した位置にソフトやフォルダを起動するランチャー的に使う
- 起動しているソフトを1ボタンで指定した位置に整列
アプリの記事を書くときのウィンドウの配置がこんな感じです。
- 文章作成用にWindows Live Writer、
- 画像のキャプチャにはAirServerとAmarecTVとSCFH、
- キャプチャした画像が生成されるフォルダ、
- キャプチャした画像をRalphaや編集ソフトを通して記事に使える状態になった画像を置くフォルダとRalpha
これらを毎回同じ位置に表示したいのですが、
AirServerは起動するたびにあっちゃこっちゃ行くし、
Windows7以降のOSではフォルダの位置は個別に記憶されないので
毎回手動で設定する必要があって面倒でした。
また、場合によっては配置を変えることもあるので
そういう時にすぐに元の配置に戻せるようにしたいと思います。
ウィンドウ位置記憶プログラムのダウンロードとインストール
ウィンドウ位置記憶プログラムをダウンロードします。
レジストリを使わないようなので適当な場所にフォルダを配置します。
そして僕はタスクバーにショートカットを作りました。
レジストリは使わず、設定はすべてフォルダ内のiniファイルとcsvファイルに保存されます。
これによって違う設定のウィンドウ位置記憶プログラムを使い分けることができます。
例えば、プライベート用のウィンドウ位置記憶プログラムと、
仕事用のウィンドウ位置記憶プログラムを使い分けたりとかですね。
複数のプログラムを同時に起動するランチャーとしても使えるようなので
指定の位置に一斉起動したいプログラムリストを作って
必要に応じて使い分けられるようにしてけば捗るかもしれません。
ウィンドウを登録する
ウィンドウの登録はとっても簡単です。
例えばこのAirServerの位置を登録する場合、以下の手順を踏みます。
- 位置を覚えさせたいウィンドウのサイズ・位置を決めてその通りに配置します
- 新規ボタンを押してからウィンドウ情報取得をクリックし、
その後に位置を覚えさせたいウィンドウをクリックします。
- 画面表示のところには、リストに表示する名前を入力します。
空欄の場合は、プログラムの名前が自動で表示されます。
- そのソフトをランチャーとして起動したい場合は、
アプリケーション起動の適用にチェックを入れ、
実行ファイルのパスを入力します(参照でも可)
- 決定を押します
というわけで、僕はこんな感じで設定しました。
フォルダを登録する場合は、直接ファイルのパスを入力しましょう。
ライターソフトやペイントソフトなど、タイトルが変わるものについては、
タイトルの欄を空欄にしておきましょう。
タイトル別に位置を決めたい場合はそのままでで。
ここまで設定が終わったら、左上のファイルから設定を保存します。
設定はcsvファイルで出力されます。
特にこだわりが無ければ、VbWinPosと同じフォルダに置いて良いでしょう。
ウィンドウの位置合わせの使い方
もしAirServerの位置を合わせたい場合、
AirServerをクリックした状態で座標セットボタンを押すと
AirServerの位置があらかじめ登録された位置とサイズになります。
サイズも強制的に指定したサイズになりますので、
ランドスケープ(横向き)になって邪魔なAirServerも
こんな風に普通の縦向きサイズに収めたりできます。
位置合わせだけでなく、サイズ調節ソフトとしても使えますね。
(調節時の情報を登録することさえできれば)
また、起動したいアプリやフォルダを選択した状態で
アプリケーションの起動をクリックすると、そのアプリが起動します。
もちろん位置も合わせてくれます。
一括セットにチェックを入れた状態で座標セットを押すと、
登録されているソフトの位置をすべて同時に一発で調節してくれます。
もし調節して欲しくないアプリケーションがある場合は、
それを選択した状態でスペースキーを押すと位置合わせのON/OFFを切り替えられます。
一括セットにチェックを入れた場合も同様に、
登録されているアプリケーションをすべて同時に起動します。
使ってみた感想
ここまで設定の結果、
パソコンを起動してから、アプリケーションの起動ボタンを押すだけで
一気に記事を更新する準備が整うようになりました。これは捗りますね。
ただ、ランチャーを通さずに起動するAirServerの場合だと
最初は位置が合ってないので起動してから座標セットする必要があります。
それでも手動で位置を調節するよりは楽です。
一括ですべての配置を決められるのも便利ですし、
1つ1つ個別で座標セットできるのも便利です。
同じアプリケーションの別の配置も設定できるので、
ちょっと配置が変わる時ように別の位置を登録しておくのも面白いですね。
最終更新は2011年11月で止まっていますが、
非常に完成されているソフトなので全然気になりません。
唯一このソフトで気になるところがあるとすれば、
ウィンドウの位置合わせ自身のウィンドウの位置を設定できないところでしょうか。
自分自身のサイズはどうやっても変更できませんw
他のアプリケーションを操作することに関しては文句はなく、
むしろ求めていたレベルよりも上を行ってくれました。
見た目はちょっと失礼ながら昔のWindows系なので、気になる人は気になるかもしれません。
僕みたいにWindowsクラシック的な見た目が好きな人にはぜひオススメしたいソフトです。